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2023.06.26 公演レポート

【公演レポート】6月4日 ムーン企画「組踊版ももたろうと 琉球芸能いろいろ」

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2023年6月4日(日)ムーン企画による「組踊版ももたろうと 琉球芸能いろいろ」が、うるま市民劇場 燈ホールにて行われました。
ムーン企画は「琉球芸能を100年先につなげるため」を目的に、琉球芸能の舞台づくり・琉球芸能実演家の環境づくりに力を入れた団体です。今回は組踊を初めて見る人でも沖縄の歴史、伝統芸能・文化が楽しくわかるような内容を目指し、誰もが知っている桃太郎の童話を題材にしました。
1部・紙芝居「キジムナーと学ぶ なるほどおきなわ物語」は、紙芝居師ヤムちゃん・ムーン企画 金城佳子さんが、紙芝居をとおして、沖縄にまつわる様々なお話をしてくださいました。
2部は組踊版・ももたろう。
沖縄バージョンの桃太郎にはヤンバルクイナが登場したり、ほかの童話の登場人物が顔を出したりなどユニークな演出が多く、組踊の魅力が満載の作品です。

それでは、 お客様よりいただいた感想をご紹介します。

✿組踊が容易に理解できるよう導入部の紙芝居は企画として最適。出演者もすばらしい。(沖縄市70代男性)
✿紙芝居で組踊の説明があったので、子どもたちもより楽しめたと思います!素晴らしかったです!(沖縄市30代女性)
✿地謡、立方のレベルが高く大変すばらしかったです。(名護市20代男性)
✿昔の歴史が詳しく知れて楽しかったです。字幕もわかりやすかったです。(うるま市10歳未満男性)
✿ヤンバルクイナ 沖縄独自を使用したこと。沢山のおとぎ話の主人公を演出したこと。(宮古島市60代男性)
✿初めての組踊とてもわかりやすく楽しく観させてもらいました。立方も地謡もすばらしくて又組踊を観たい!!と思いました。(うるま市50代女性)
✿とても親しみやすく楽しく観ることができました!地謡のタイコが強弱があり物語のテンポを感じました!!踊り手さんも素晴らしかったです!!(うるま市40代女性)
✿最初のキジムナー手事、ももたろう手事だけで笑った。桃太郎が琉球犬・サル・ヤンバルクイナに「伴のちゃー」と言い、みんなで力を合わせキジムナーをとらえ、最後はキジムナーと共に踊って帰るというすばらしい組踊りでした。(埼玉県60代男性)

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

公演情報ページ
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