OKINAWA ARTS COUNCIL

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2025.12.16 Tue

【牧志公設市場でトークイベント開催!】次世代が取り組む「伝統」のかたち

沖縄アーツカウンシルでは、県内で活動するさまざまアーティストや芸能実演家、アートワーカーらを取材することで、沖縄文化芸術のこれまでのあゆみを学び、収集、記録する取り組みをはじめます*

「戦後」80年が過ぎ、戦前生まれの県民が1割を切ると言われます。苦難の歴史を乗り越え現在も継承される地域の芸能や文化芸術を、現代の複雑な社会のなかで、どのように次世代に引き継いでいけばよいのでしょうか?

本フォーラムでは、文化芸術の保存記録と、その活用に関する挑戦的な事例、とりわけ戦前から大切に受け継がれてきた沖縄の伝統芸能を次代に継承するための実践について、芸能実演家や研究者をお招きし、お話をうかがいます。過去の歩みを、未来にどう生かすことができるのか、来るべき来場者とともに考えます。

文化芸術にかかわる方のみならず、青年会活動や地域のまちづくりに日ごろ尽力する方、自治体や企業、教育機関に所属する方、学生の方など幅広く、気軽なご参加をお待ちしております!

🔑キーワード
#沖縄芝居 #多良間 #獅子舞 #記録 #記憶 #芸能 #アーカイブ #伝統 #歴史 #継承 #次世代

*本企画は、令和7年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業「文化芸術人材バンク(沖縄県文化芸術名鑑)」の関連イベントとして実施します。


沖縄アーツカウンシル “YUNTAKU”フォーラム『次世代が取り組む「伝統」のかたち ~芸能の記録と、地域との関係づくり~』

■日 時:2026年129日(木)18:30 開始 (20:30終了予定)
■場 所:那覇市第一牧志公設市場 3階多目的ホール(沖縄県那覇市松尾2-10-1)
■参加費:無料(お茶付き🍵)
■定 員:50名(事前申込優先)
■お申込:下記のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/CPWddZ44GkJxo2rX9

■交 通
・最寄駅:ゆいレール 牧志駅(徒歩10分)、美栄橋駅(徒歩10分)
・車:那覇空港より約15分
・施設駐車場:なし
■アクセシビリティ
・対象年齢:6歳程度~
・使用言語:日本語(字幕なし)
・バリアフリートイレ:あり(1、2階はオストメイトあり)
・授乳室:あり
※そのほか気になることがあれば、下記までお気軽にお問い合わせください。
info-oac@ocicul-pr.jp

■登壇者 ※敬称略
伊良波さゆき(沖縄芝居研究会 代表)
波平直毅(金丸獅子 代表)
■コメンテーター
遠藤美奈(沖縄県立芸術大学准教授)

■司 会:小川恵祐、国永美智子(沖縄アーツカウンシル プログラムオフィサー)
■主 催:公益財団法人沖縄県文化芸術振興会
沖縄県受託事業「令和7年度沖縄文化芸術の創造発信支援事業」
■運 営:球陽フィルム合同会社


<登壇者プロフィール>
伊良波 さゆき (いらは さゆき)
沖縄芝居役者。沖縄芝居研究会代表。
1982年(昭和57年)南城市(旧大里村)出身。1985年に初舞台を踏み、父の晃と叔母の冴子に師事する。2001年沖縄国際大学総合文化学部日本文化学科にて、琉球文学と言語を学ぶ。2012年、沖縄芝居研究会を創立。



波平 直毅(なみひら なおき)
沖縄県出身、在住。同時通訳・翻訳者。
「金丸獅子」代表。多良間島生まれの両親のもとに育つ。
国指定重要無形民俗文化財である多良間島の「八月踊り」に伝わる獅子舞などの伝統を受け継ぎ、演舞を通じて県内外にひろく紹介している。金丸獅子としての活動は、桜坂アサイラム(那覇市)、橋の下世界⾳楽祭(愛知県)、はこだて国際民俗芸術祭(北海道)等がある。多良間島の「獅⼦座」との⽂化や技術の交流を深め、多良間島の伝統芸能の発展に寄与することを⽬的に活動している。


遠藤 美奈(えんどう みな)
沖縄県立芸術大学音楽学部准教授。
海外移民や郷友会による沖縄芸能の実践を調査し、故郷を離れた場で営まれる芸能活動や諸課題について研究を重ねる。2015年から(公財)沖縄県文化芸術振興会にてプログラムオフィサーを務め、県内の文化団体・公民館とともに地域が抱える民俗芸能等の継承課題に取り組む。2020年から現職。


<お問い合わせ>
公益財団法人沖縄県文化芸術振興会
沖縄アーツカウンシル(担当:小川、国永)
電 話:098-987-0926
メール:info-oac@okicul-pr.jp