過去の公演

公演名:平成26年度 那覇公演

  • 開催日時平成26年11月1日(土) 開演15:00(開場14:30)
  • 場所沖縄県立博物館・美術館 講堂
  • 連絡先098-943-4801((一社)沖縄俳優協会 担当:津波)
  • 料金入場無料 ※整理券が必要です。上記へお問い合わせ下さい

第43回 沖縄県芸術文化祭 舞台部門

平成26年度 那覇公演

琉球舞踊

瓦屋節  山城洋子 (沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統舞踊」保持者)
加那よー 上地美智子(琉球舞踊伝承者)
花風   又吉静枝 (重要無形文化財「琉球舞踊」保持者)

組踊「手水の縁」

瀬長島に髪を洗いに来た玉津に山戸は一目惚れをします。山戸は玉津に求愛し二人は恋中になります。ある晩、玉津は山戸を家に誘いますが、門番に見つかります。激怒した父親は臣下の大屋子に知念浜で玉津を処刑するよう命じます。それを知った山戸は浜に駆けつけ命乞いをします。大屋子は時間が経てば父親の怒りもおさまり、許して下さると二人を助けます。

演技指導 / 島袋光尋(重要無形文化財「組踊」保持者)

<配役>
・山戸   玉城敦子
・玉津   佐渡山也子
・大屋子  島袋光尋(重要無形文化財「組踊」保持者)
・西掟   前富正雄(組踊伝承者)
・門番   嘉数幸雅(組踊伝承者)
・後見   恩河純子

沖縄芝居「今帰仁祝女殿内」

真壁里主とカマド小は世に知られた美男美女。真壁里主は下男を連れての旅の道中、今帰仁今泊でカマド小に出会います。旅の疲れで喉が渇いていると水を所望しますが、手水をと口説き恋中になります。下男三良も主人を真似て、チラー小を口説きます。三ヶ月後、二人の妊娠を知ったアンマーはショックを受け、一時も早く首里に帰るよう男たちを叱りつけます。それぞれ再会を約束し別れるのですが…。
口説きの場面は「手水の縁」を模写したもので、リアルでコミカル、気楽に楽しめる作品です。

<配役>
・カマド  叶都美恋   
・チラー  島袋ゆかり
・真壁里主 具志清健
・三良   新垣正弘
・アンマー 中村志津子
・注進   糸数きよし
・美童   國吉次子、小林美奈子 、与座正恵、知念亜希
・演技指導 瀬名波孝子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)

<地謡> 琉球古典音楽野村流伝統音楽協会
・歌三線 中村一雄(重要無形文化財「組踊」保持者)
・歌三線 仲宗根盛次(沖縄県指定「琉球歌劇」保持者)        
・歌三線 砂辺孝真(組踊伝承者)        
・歌三線 新城治(組踊伝承者)
・箏   松川加代子(琉球舞踊伝承者)
・笛   仲田治巳(組踊伝承者)
・胡弓  又吉真也(組踊伝承者)
・太鼓  喜舎場盛勝(重要無形文化財「組踊」保持者)      

ワークショップ

重要無形文化財保持者等公演では、公演鑑賞をより楽しんでいただくためのワークショップを実施します。ぜひ足をお運びください。

  • 13:00 琉球舞踊(又吉靜枝)
    琉球舞踊の原点である「こねり手」について
  • 13:10 組踊、沖縄芝居
    手水の縁、今帰仁祝女殿内のワンシーン(手水をあげる)
    様式美と芝居のリアル性の違いを実演で紹介
  • 13:30 終了

主催:公益財団法人沖縄県文化振興会
共催:沖縄県、公益財団法人九州文化協会、伊是名村、伊是名村教育委員会
後援:沖縄タイムス社、琉球新報社、那覇市、那覇市教育委員会