第45回 沖縄県芸術文化祭 舞台部門
天川 玉城節子(重要無形文化財「琉球舞踊」(総合認定)保持者)
汀間当 宮城能香(琉球舞踊伝承者)
南洋浜千鳥 地元・國吉次子琉舞研究所
西里弘美、粟国南、長浜幸夢、砂川彩華、
前川ひなの、宮国季千樺、友利知咲、奥平凛凛愛
中城若松という美少年が首里王府にご奉公に行く途中、日が暮れて村はずれの一軒家に一夜の宿を乞う。
宿の女は親の留守を理由に断るが、男が若松と名乗ると、若松に恋慕していた女は宿を貸す。
若松は女に言い寄られて身の危険を感じ、末吉の寺に救いを求める。
座主の計らいで鐘に隠れるが女は鬼女に変身。
鬼女は座主と小僧達の法力によって退散させられる。
演技指導 / 赤嶺正一(重要無形文化財「組踊」保持者)
<配役>
・中城若松 玉城匠 (組踊伝承者)
・宿の女 田口博章 (組踊伝承者)
・座主 赤嶺正一 (重要無形文化財「組踊」保持者)
・小僧1 具志堅朝堅(組踊伝承者)
・小僧2 上原信次 (組踊伝承者)
・小僧3 宮城尚子 (琉球舞踊伝承者)
伊江島の青年加那ーは、木綿花を買いに行く途中舟が難破して、辺土名のハンドー小母娘に助けられる。
その後カナーとハンドー小は心を許し合う仲となる。
ある日、カナーの妻が噂を耳にし、迎えに来てそのまま伊江島へ連れてかえる。
ハンドー小は心を病み床に臥してしまう。従妹のマチー小は伊江島に帰る船頭主に、ハンドー小を伊江島に渡してくれるようお願いする。
伊江島に渡ったハンドー小を待っていたのは、カナーの心変わりと家族による無情な仕打ちだった。
演技指導 / 瀬名波孝子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
<配役>
・ハンドー小 瀬名波孝子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・マチー小 与座喜美子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・船頭主 与座ともつね(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・加那ー 泉賀寿子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・地頭代主 新垣勝夫(琉球歌劇伝承者)
・村頭 大城常政(組踊伝承者)
・加那の妻 國吉次子(琉球歌劇伝承者)
・加那の妹 宮城尚子(琉球舞踊伝承者)
・ハンドー小の母 嘉数好子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・村の青年1 糸数きよし(琉球歌劇伝承者)
・村の青年2 嘉陽田朝裕(琉球歌劇伝承者)
・村人1 具志堅朝堅(組踊伝承者)
・村人2 玉城匠(組踊伝承者)
・村人3 上原信次(組踊伝承者)
・村人4 田口博章(組踊伝承者)
・村人5 宮城尚子(琉球舞踊伝承者)
・村人6 宮城能香(琉球舞踊伝承者)
・村人7 國吉次子(琉球舞踊伝承者)
<地謡>
・歌・三線 仲宗根盛次(沖縄県指定重要無形文化財「組踊」保持者)
・歌・三線 砂辺孝真 (重要無形文化財「組踊」保持者)
・歌・三線 大城幸雄 (琉球歌劇伝承者)
・琴 松川加代子(琉球舞踊伝承者)
・笛 仲田治巳 (組踊伝承者)
・太鼓 大城常政 (組踊伝承者)
重要無形文化財保持者等公演では、公演鑑賞をより楽しんでいただくためのワークショップを実施します。ぜひ足をお運びください。
主催:公益財団法人沖縄県文化振興会
共催:沖縄県、九州文化協会、宮古島市、宮古島市教育委員会、与那国町、与那国町教育委員会