第46回 沖縄県芸術文化祭 舞台部門
今年度は竹富町(西表島)、西原町の2町で実施します
くいぬぱな節 新城民俗芸能保存会
西大舛 宮子、玉盛 悦子、新城 和江
矼ゆば節 古見民俗芸能保存会
新盛 基代、石原 孝子、林 良子、今村 愛
本貫花 玉城節子(重要無形文化財「琉球舞踊」(総合認定)保持者)
木綿花 宮城能香(琉球舞踊伝承者)
春の三月三日、花見に出かけた山戸は、帰り道に玉川の井戸で髪を洗う美しい娘、玉津に出会う。山戸は玉津の手に水を汲んで飲ませてほしいと頼む。
戸惑った玉津は断るが、山戸の必死の思いに心動かされ、手水を飲ませてやることで二人の間に恋が芽生える。
ある夜、山戸は玉津のところへ忍んで行くが露見し、玉津は知念浜で仕置きをされることになる。そこへ駆けつけた山戸の命乞いにより、情にほだされた大屋子は二人を逃がしてやる。情感あふれる仲風節、述懐節は聞きどころである。
演技指導 / 金城清一(重要無形文化財「組踊」保持者)
<配役>
・玉津 上地美智子(琉球舞踊伝承者)
・山戸 砂川美鈴 (琉球舞踊伝承者)
・志喜屋の大屋子 糸満盛幸 (組踊伝承者)
・山口の西掟 金城清一 (重要無形文化財「組踊」保持者)
・門番 大城常政 (組踊伝承者)
看板屋の主人板倉は、北海道で行き倒れているところを庄吉の父に助けられる。
板倉が一人前の看板職人になったある日、庄吉の父が病に伏し、庄吉の後々のことを頼むと養育費を渡される。
そして成人したら、娘の染子と結婚させて跡を継がせると約束するが…。
沖縄に戻ったものの金に困った板倉は、金満家の岩崎に、染子を嫁にすることで資金援助をうける。
庄吉は悲しみの中で酒浸りに…。
庄吉に想いを寄せるカフェの娘、美代子が優しく慰め、そして二人は恋仲に…。
演技指導 / 仲嶺眞永(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
<配役>
・板倉 仲嶺眞永(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・庄吉 泉賀寿子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・染子 杉野早苗(琉球歌劇伝承者)
・留公 津波盛廣(琉球歌劇伝承者)
・大田 新垣勝夫(琉球歌劇伝承者)
・美代子 玉城節子(重要無形文化財「琉球舞踊」(総合認定)保持者)
・チャラ子 宮城能香(琉球舞踊伝承者)
・木村 大城常政(組踊伝承者)
・岩崎 具志清建(琉球歌劇伝承者)
・酔客 糸満盛幸(組踊伝承者)
<地謡>
・歌・三線 仲宗根盛次(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)
・歌・三線 砂辺孝真 (重要無形文化財「組踊」保持者)
・琴 松川加代子(琉球舞踊伝承者)
・笛 桶川美晴 (古典音楽教師)
新城民俗芸能保存会[協力出演]
・歌・三線 大浜修、玉盛雅治
・笛 金子裕一
・太鼓 大浜もえ
主催:公益財団法人沖縄県文化振興会
共催:沖縄県、九州文化協会、竹富町、竹富町教育委員会、西原町、西原町教育委員会