平成29年度の文化活動支援助成事業には、29団体から申請があり、5団体が交付決定されました。
◇自主企画・成果発表型事業(自主企画型)
【団体名】美術の先生がつくった作品展実行委員会
【事業名】美術の先生がつくった作品展vol.5
【場 所】沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー等
【期 間】H29.8.15から8.20
【目 的】
「学校」をテーマに校種の壁を越えた美術科教諭が集まり作品発表を行うことで互いを高め合う場となっています。また、磨かれた先生の力は、授業・生徒への還元につながっています。今後この取り組みを更に発展させ、美術の先生が作品発表する機会を充実していきたいと考えています。
【内容】
絵画・彫刻・写真・イラストレーション・インスタレーション・映像等の表現を中心に作品展開を予定しています。前年までの参加者23名に加え、今年は中学校、高校、大学、専門学校から50名の美術科教諭が参加しての大規模な展示会を計画しています。
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【団体名】一般社団法人おきなわ芸術文化の箱
【事業名】演劇公演「いっとーばい 逃げた知事 泉守紀」
【場 所】那覇市民ギャラリー 那覇市ぶんかテンブス館
【期 間】H29.6.10
【目的】
青森を拠点に活動する劇作家・演出家、畑澤聖悟さん監修・講師のものと、平成28年9月、11月及び平成29年1月と連続して「沖縄から地域を越える演劇作品を生み出す実践講座」と題し、(公財)沖縄県文化振興会の支援を受け戯曲や演劇創作のワークショップを実施。その試みの成果として、沖縄戦前後に在任した知事の姿を描いた戯曲「いっとーばい 逃げた知事泉守紀(いずみ しゅき)」を創作。くわえて市民を対象とした演技ワークショップを開催しオーディションを経て、俳優志望者(高校生4人含む)や沖縄の若い俳優陣とともに演劇作品を作り上げた。今般、平成29年1月の宮城公民館での入場無料の試演会(ワーク・イン・プログレス)を経て、6月に公共ホールを使用した一般公開公演を行い、広く県民へ発表したい。
【内容】
演劇「いっとーばい 逃げた知事 泉守紀」
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◇芸術文化普及事業(訪問型)
【団体名】BOKETTO
【事業名】出張読み聞かせコンサート
【場 所】主に名護市内保育施設、および公立図書館
【期 間】H29.8月、10月、12月
【目的】
日ごろ公演等の会場まで行くことのできない保育園や病院等の施設を訪問し、音楽の生演奏や絵本を使った読み聞かせで、芸術のパフォーマンスと文学を身近に感じてもらうことを目的とする。今年度は持ち回り作品を増やし次年度以降自走できる体制づくりとする。
【内容】
「ジェイクのクリスマス」「きみとぼくとみんなのマーチ」「おおきなおおきなおいも」他
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◇芸術文化普及事業(体験型)
【団体名】PATO
(Parent Association of Tedako preschool and after school programs at OIST)
【事業名】親子でふれあうアジア舞踊(琉球舞踊・バリ舞踊)
【場 所】沖縄科学技術大学院大学講堂
【期 間】H29.9月
【目的】
日頃会場に足を運ぶことが難しい未就学児および、子供連れの保護者の方々に、県内で活動しているアジア舞踊(琉球・バリ)を紹介、アウトリーチ活動を行い、文化事業の普及を目的とする。琉球舞踊をとっかかりに、アジアの芸能にも触れてもらい、視野を広げていってもらおうという企画である。
【内容】
・体験型でアジア舞踊の紹介・比較解説
・琉球舞踊:谷茶前ほか
・バリ舞踊:チョウの踊りほか
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◇芸術文化普及事業(体験型)
【団体名】劇団綾船
【事業名】「沖縄芝居太鼓」の保存・継承事業
【場 所】本島南部および中部
【期 間】H29.6から9月
【目的】
「沖縄芝居太鼓」は歌三線と同様に、「沖縄芝居」にとって情景や感情表現に欠かすことのできない重要な沖縄特有の文化であるが、これまで口伝により継承され、継承者が現在では残念なことに少なく継承が危ぶまれているという課題がある。当事業ではこのままではこれまで継承されてきた「沖縄芝居太鼓」が途絶えてしまうと危惧し、「沖縄芝居太鼓」としてのジャンルを確率、保存継承することを目的とし実施する。そのために、まず「沖縄芝居太鼓」を継承してきた、劇団綾船座長”平良進氏”による、実演、芝居の様々な場面に合わせた太鼓の打ち方、ニトゥイ太鼓・呼び込み太鼓、第一国立劇場で披露された「沖縄芝居太鼓」などを披露し、沖縄芝居に精通する講師をパネリストに迎え、保存と継承の重要性を広く訴えるシンポジウムを開催するものとする。その後、継承者育成、成果発表公演に繋げる。
【内容】
シンポジウム題目「沖縄芝居太鼓」その魅力と保存・継承の重要性